#わたしだけのブッククラブ

written by Nao (twitter: smkebks)

わたしが見たかった化粧品CM- チママンダとお化粧-

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先日とある化粧品のCMが炎上していたけれども、今日発表されたイギリスの化粧品会社BootsのNo7というシリーズのCMは、"We Should All Be Feminists"の著者であるチママンダ・ンゴズィ・アディーチェを起用していた。チママンダが化粧について、化粧をすることについて語るメッセージが素晴らしいので、ざっと邦訳した。(もし何かお気付きの点があれば教えてください)

「たくさんの美容広告は、女性たちは子供のように扱われなくてはいけない、という間違った前提に立って、そういう"幻想"をかきたてています。ほんとうの女性は、すでに他の実在の女性からインスパイアされていますから、美容広告も、そういうことに取り組む必要があるかもしれません」

Vogue UKにこう語っているチママンダは、化粧品のCMで、いったい何を語ったのだろうか?

そして、わたしたちが見たいのはこういうCMである。年齢や、外見や、装いによって、誰も貶められることのないCMである。

 

Boots No7 Match Made Ad with Chimamanda Ngozi Adichie


https://youtu.be/f1hMx_dx1nE

 

聞き起こし:

"Our culture teaches us that if a woman wanted to be taken seriously, she's not suppose to care too much about her appearance.


So far while, I stopped wearing make up and hid my high heels.


And I became fool's version of myself.


But then I woke up, and I saw in full color, full confidence begin.


Because the truth is, make up doesn't mean anything.


It's simply make up.


It's about how I feel when I get it right.
What makes me happy when I look in the mirror.


What makes me walk even so slightly taller.


It's about the face I choose to show the world.


And what I choose to see."

 

和訳:

「もし、女性が一人前に扱ってほしいのなら、あまり外見に気を使いすぎてはいけない、とわたしたちの文化は教えます。


だからわたしは、しばらくの間、化粧をするのをやめ、ハイヒールを隠しました。


わたしは愚かだったのです。


でも、あるとき目をさますと、極彩色の完全な自信が見えました。


なぜなら、ほんとうは、お化粧は何も意味しないから。


お化粧はただのお化粧。


それは、お化粧がうまくいったときに、わたしがどう感じるか。


それは、鏡をみたときに、わたしを幸せにしてくれるもの。


ほんのすこし背筋をのばして歩けるようにしてくれるもの。


それは、わたしが世界に見せたい顔。


そして、わたしが見たいもの。」