#わたしだけのブッククラブ

written by Nao (twitter: smkebks)

わたしだけじゃないサマーリーディングチャレンジ

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実はわたしが洋書を本格的に読むようになったのは、ほんの数年前のことだ。それまでに読み切ることができた洋書といえば大学の課題図書以外では、Sophia Kinsera “Confession of a Shopaholic” くらいなもので、それまでは洋書を読むなんていうことは、楽しみとしての読書の選択肢にはなかった。(わたしの専修は英米文学だったのに!)

家が貧しかったし、留学もホームステイも英会話教室にも行ったことがない。英語の勉強といえば、義務教育で習った英語だけだ。だからわたしは、誰でも、おおよそ英語に対してひどい拒否反応を示す人でなければ、その気になれば、洋書を読めると思っている。

ということで、今回 #わたしだけのブッククラブ では、洋書を読んでみたいけれど、何を読んでいいかわからないあなたのために、いくつか夏の課題図書を選定してみようと思う。(もし読みきれなくてもお財布が泣かないように、価格の方も配慮しました!安く洋書を読もう!)

長い梅雨や、夏休みに、ぜひ洋書読書にチャレンジしてもらえたら嬉しいことである。わたしもみんなで洋書の話とかしたいもん。おすすめの洋書の話をしたりしてさ!わたしだって、たまには「わたしだけ」以上のこともしたくなるのだ。

1) Kevin Kwan “Crazy Rich Asians”
ゴシップガールなんて目じゃないくらいに札束とゴシップの嵐が吹き荒れるセレブ青春小説!舞台はなんとアジアである。
ジェットセッターとしてヨーロッパからアジアを飛び回るシンガポールとある一族の間では、アメリカに住んでいるYoung家(シンガポールの名家)のニコラスがガールフレンドを連れて里帰りをするというゴシップでもちきりだ。
その噂のガールフレンド、レイチェルはニックとともにシンガポールに降りたつが、その先には彼らの結婚を阻止ししようとする親戚たちがいて…
シンガポールを舞台に、繰り広げられるセレブファミリーのゴシップ合戦や、ジェットセッターライフ、ド派手なパーティー、そして美味しそうなシンガポールフードが満載の、まさに夏の休暇にぴったりの1冊。

2) Mindy Kaling “Is Everyone Hanging Out Without Me?”

アメリカのコメディアンMindy Kalingの自伝。「もしかしてみんな、わたし抜きで遊びに行ってる?」という、誰もが共感できるタイトルのこの本は、コメディオタクだったインド系の女の子が、オフブロードウェイでベン・アフレックマット・デイモンを題材にした舞台で話題となり、コメディアンとして自分の番組を持つまでのサクセスストーリーだ。
サクセスストーリーと言っても、タイトルからも伺えるように、じつはわたしたちと同じような悩みを持つ普通の女の子のエッセイとしても読める一冊。

3) Goldy Moldavsky “Kill the Boy Band”
ボーイバンドThe Rupertsのファンガールがバンドのメンバーを誘拐してしまい…というセレブ信仰とファンガールカルチャーを描いたスリラー。
冒頭部分が秀逸どころか身に覚えありまくりで、すべてのファンガールの心をつかむこと間違いなしである。ファンガールたちと、そして何かをものすごく愛したことのある人に特におすすめ。

4)Chimamanda Ngozi Adichie “We Should All Be Feminists”
このブログでもなんども紹介しているこの本!薄くて、簡単な英語なので、本当に入門にぴったり。
フェミニストと聞くと、なにかネガティヴなイメージを抱いている人も少なくないでしょう。でも、ここでチママンダの自称する「ハッピーフェミニスト」という言葉は、フェミニストであることにポジティブで誇らしい気持ちを抱かせてくれるはずだ。

5)Gina Frangello “ A Life In Men”
幼なじみとして育ったMaryとNixは、夏休みにギリシアを旅行する。Maryはじつは呼吸器系の病気にかかっており、余命いくばくもないかもしれかったのだ。しかしギリシア旅行から帰ると、Nixの様子がおかしい。そして2人は疎遠になってしまう。
いったいあのギリシア旅行で何があったのか、Maryはその理由を見つけるためにヨーロッパへと旅立つ。
「男たちとの人生」の中で、いったいMaryは何を見つけたのか、NixとMaryに何があったのか。アメリカのNylon Bookclub課題図書にも選出された1冊。読み始めたら、止まらなくなります。

以上5冊、いかがでしょうか!

この #わたしだけじゃないサマーリーディングチャレンジ で、だれかの洋書チャクラが開眼したら、嬉しいことこの上ない!わたしは短い紹介文を書くのがひどく苦手なことがわかったので、魅力のない紹介文でごめんだよ!

洋書を買うまえに…
(この本、読めるかな?英語難しくないかな?)と思ったらまず、「その本のタイトル」+“Excerpt"で検索をしてみましょう。たいていの場合、本文からの抜粋が出版社のサイトで読めるようになっているので、試し読みをしてみると、自分に合った本を見つけられます!(これはわたしも毎回やってる裏ワザでもない裏ワザ!)